大葉農家さんの大葉の育て方

大葉農家さんの育て方

■栽培方法

ハウス栽培(土耕、水耕)

 

■収穫時期

一年中

 

■種まき

・土耕の場合
ポットに種をまき、水をたっぷりと与えます。

・水耕の場合
カルチャーマットに種をまき、水をたっぷりと与えます。

 

■植付・水やり

・土耕の場合
発芽したらポットから取り出しひと畝に2列の20㎝間隔で土へ定植していきます。
ひと畝ごとにパイプをはわせているので蛇口をひねる事により、水やりが出来ます。

・水耕の場合
発芽したらカルチャーマットごと定植パネルに植えつけます。
列ごとに水を張って水の張りの業態を調節しています。

 

■肥料・消毒・草取り

・土耕の場合
収穫できる時期が来るまで、草取り、消毒などを行います。

・水耕の場合
収穫できる時期が来るまで、消毒、水温管理などを行います。

※葉の色が悪い時や成長が遅い時に肥料を与えます。

 

■収穫


・土耕、水耕

30㎝~40㎝になったら収穫です。毎日、手作業で一枚一枚、葉から指先で摘み取って収穫しています。毎日収穫できる理由は、何棟もあるハウスを順番に収穫して行くので日々同じハウスで収穫はしていません。その為、次の収穫までに大きくなる間隔ができるので毎日のように収穫ができているのです。

 

■病気・害虫


・ハダニ

高温乾燥期にハダニが発生することがあります。ハダニは水に弱いので土を乾燥させないように水やりは頻繁に行い予防しています。もしハダニの被害を発見した時には水をかけ駆除しますが、ハダニは広がるのが早いので発見が遅れた時は全て刈り取ります。

・さび病
風通しの悪さの過湿、肥料切れによりさび病が発生します。人間が食べても害はないのですが、葉の裏面に虫の卵がついたように見えるため見た目が良くありません。葉っぱから葉っぱへ伝染するので発生条件を作らない様に注意しながら育てます。発生葉は伝染源になるので直ぐに除去します。

 

■ポイント

大葉は乾燥が苦手なので土が乾いていたら毎日でも水やりをします。
大葉は夏の野菜で太陽が大好きです。しかしそこに落とし穴があって太陽に当てすぎるとどんどん成長し続け、葉も硬くなり葉先も枯れてしまいます。
冬場は夏の野菜なので寒さに弱い野菜になります。
その為に、ハウスにカーテンを付けています。夏場の日差し対策や冬場の寒さ対策にカーテンで栽培の管理を行っております。